”回数”とは関係なく”筋肥大”する?!
皆様こんにちは。
神奈川県某所でパーソナルトレーナーをしております、
エニーと申します。
今回のお話しは、
筋トレをするうえでとても重要な【筋肥大】についてのお話しです。
筋肥大を目的とするうえで、
重要な要素はたくさんありますが、
その中でも今回は、
トレーニング時の【回数】にフォーカスしていきます。
筋肥大を目的とする際のトレーニング時、
皆様は何回行いますか?
一般的に言われているのは、
高重量で低回数といった組み方をするといいといわれていますが、
実際のところ、どうなんでしょう?
ズバリ!
高重量×低回数も、低重量×高回数も
結果的に筋肥大につながるんです!
これは意外ですよね。
筋肉の繊維には、速筋繊維と遅筋繊維の2タイプあります。
速筋繊維:高重量や、素早い動作時に使われる筋繊維
遅筋繊維:低重量や、長時間続く動作時に使われる筋繊維
この速筋繊維が筋肥大に関係していて、
遅筋繊維がいくら使われようとも、筋肥大にはつながりません。
低重量の際は遅筋繊維が使われると書きましたが、
追い込むことにより、
最終的には速筋繊維が使われるということが分かっています。
では、どの程度追い込めばいいの?
というお話しになりますが、一部のエビデンスによると、
レジスタンストレーニング歴のある男性49人に
1RMの85~90%の重量で8~12回
1RMの30~50%の重量で20~25回
のレジスタンストレーニング(筋トレ)を
12周にわたり行ったところ、
両群とも筋肥大したという実験結果が存在します。
このことから、追い込むことができれば
低重量でも筋肥大するというのが事実なんです!
なので、怪我でなかなか重量を扱えない方や、
怪我が怖い方などは無理に重量を扱う必要はないので、
無理をしないように行ってください。
あくまでも、ただひたすらに重量を求めて
挙げればいいというわけではないため、
高重量が必要ないかといわれればそうではありません。
しっかりと対象筋にアプローチをかけられる
範囲内での高重量を扱うということはとても重要であり、
その重量が伸びることにより間違いなく筋肉は肥大します。
ですので、皆様も重量と回数を上手いこと選択し、
筋肥大に向けて頑張ってください!
ではまた次回お会いしましょう^^