ビタミンの重要性~中編~
皆様こんにちは。
神奈川県の某所でパーソナルトレーナーをしております、
エニー と申します。
今回は前回の続きである、水溶性ビタミンのお話しからとなります。
大変申し訳ありませんが、
水溶性ビタミンも長くなるので2部に分けさせていただきます(´;ω;`)
~ビタミンB1~
【働き】
・糖質代謝をスムーズ化
・神経の働きを正常に保つ
こちらが不足すると、糖質がきちんと代謝されず、
疲労感が強まります。
さらに不足し続けると、手足のむくみやしびれ、動機、
息切れなどが起こるようになり、これを[脚気]と呼びます。
また、神経系ビタミンといわれているため、
物忘れや、イライラしたりするようになります。
【食品】
豚肉やハム、うなぎなどに多く含まれています。
上手に摂取するなら…
にんにくとビタミンB1を一緒に摂ると、
効率よく摂取されるようになります(^∇^)ノ<
~ビタミンB2~
【働き】
・糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける
・細胞の成長を促進
・過酸化脂質の分解をたすける。
こちらが不足すると、口内トラブルの増加、
眼精疲労や充血といったことにつながるため、
別名:[美容ビタミン] ともいわれています。
ビタミンEは、過酸化脂質ができるのを防ぎ、
ビタミンB2は、作られた有害は過酸化脂質を分解します。
ですので、これらを2つ同時に摂取するとより効果が高まります。
【食品】
レバーに多く含まれており、牛乳や納豆、卵などにも含まれています。
上手に摂取するなら…
納豆に、卵やのりなどをプラスしてあげると
より効率的に摂取することができるでしょう!
~ナイアシン~
【働き】
炭水化物、脂質、タンパク質といった三大栄養素が、
エネルギーに作り替えられるときに必要な栄養素で、
こちらはトリプトファンからつくられます。
また、アルコールや二日酔いのもととなる、
アセトアルデヒドが分解されるときにも必要とされますので、
アルコールをよく飲まれる方は不足しやすいのでご注意を(´д⊂)
不足すると、肌荒れや口角炎、食欲不振や消化不良などが起き、
時には[ペラグラ]と呼ばれる皮膚病を発症します。
【食品】
基本的に、トリプトファンはどの食材にも含まれています。
上手に摂取するには…
基本的にどの食品にも含まれているので、
わざわざナイアシンを摂ろうとしなくても、不足する心配が少ないです。
ちなみにトリプトファンを多く含む食材は、チェダーチーズ、
カッテージチーズ、牛乳、卵黄などがあります。
~ビタミンB6~
【働き】
・タンパク質の代謝に欠かせない
・神系伝達物質の合成にも関わります
食品から摂ったタンパク質を、アミノ酸に分解したり、
アミノ酸を原料に、皮膚や髪の毛、爪などの
人体のタンパク質を作る手助けをします。
また、[セロトニン]や[ドーパミン]、[アドレナリン]、[ギャバ]
といった、神経伝達物質をつくったり、赤血球をつくることにも関わっています。
なんとそれだけではなく、月経前症候群にも有効だといわれています。
【食品】
レバーやまぐろ、かつお、鶏ささみ、バナナなどに含まれています。
上手に摂取するには…
ビタミンB6はビタミンB2とともに、脂肪の代謝に欠かせないので、
アルコールを多量に摂っていると、中性脂肪が溜まるので、
つまみは、枝豆やソラマメ、レバーやチーズ、
魚の盛り合わせといったものにしましょう。
~ビタミンB12
【働き】
・葉酸とともに、赤血球をつくる
・神経伝達物質の合成に関わる
不足すると、貧血を招きからだが怠くなり、めまい、動機、
息切れ、手足のしびれなどを感じるようになります。
また、脳を働かせるのに欠かせないため、
アルツハイマー病との関係性があることも分かっています。
【食品】
レバーや、牡蠣、しじみ、あさりなどに多く含まれています。
上手に摂取するなら…
基本的にビタミンB群は、レバーに多く含まれていますので、
レバーを食べていれば、不足の心配がありません!
これは嬉しいですね(*´∀`人 ♪
今回はビタミンB12まで解説いたしました!
残りは次回とさせていただきます。
それではまた~