ビタミンの重要性~前編~
皆様こんにちは。
神奈川県の某所でパーソナルトレーナーをしております、
エニー と申します。
本日はダイエットだけでなく、生きていく上でとても大事な栄養素、
ビタミン についてお話しさせていただきます。
ところで、ビタミンというものは皆様ご存知ですよね。
では、そのビタミンの種類をご存知の方はどのくらいいますか?
恐らく意外と知られていないはず…
これを知っているだけで、ダイエットの進み具合がぐんと変わってきます。
今回はそんなビタミンの種類や、それぞれが持つ働きについて
お話しいたしますので、どうぞ最後までお付き合いください。
〇ビタミンの種類
・脂溶性ビタミン:脂質に溶ける
・水溶性ビタミン:水に溶ける
大きくこの2つに分けられます。
脂溶性ビタミンは、水に溶けにくく、熱に対して安定している、
脂肪と一緒に摂ると吸収されやすくなりますが、
体内に蓄積されやすいので、過剰症の危険性があるんです。
水溶性ビタミンは過剰に摂取したとしても、
尿とともに対外に排泄されるので、蓄積の心配がありません。
今回は長くなりそうなので、
脂溶性ビタミンのみ解説させていただきます!
ビタミンA
【働き】
視力を正常に保つ。
皮膚や粘膜を健康にし、免疫機能を高めます。
ですので不足すると、
目のかゆみや乾燥する、肌がかさつく、風邪をひきやすくなる、
といったことにつながってしまいます…
そのほかにも、暗闇でものが見えづらくなる(夜盲症)に
なるともいわれているようです。
【食品】
緑黄色野菜や、とりレバーなどに多く含まれています。
上手に摂取するなら…
脂質との相性がよく、加熱すると吸収率が50~70%に増えるので、
炒め物などがおすすめです!
ビタミンD
【働き】
カルシウムの直腸での吸収を促進し、
カルシウム代謝をコントロールします。
こちらが不足すると、カルシウムがスムーズに
沈着されなくなるので、骨がもろくなったり、筋痙攣につながるんです。
そのほかにも、こどもは、くる病という背骨が曲がる病気や
O脚やX脚になりやすくなり、妊婦や授乳中の方は、
骨がもろくなる、骨軟化症のリスクが高まります。
【食品】
キノコ類や魚介類に多く含まれますが、
こどもや高齢者は体内での合成率が低くなっています。
上手に摂取するなら…
皮膚にはビタミンDになる前の物質(プロビタミンD)が存在していて、
こちらは日光を浴びるとビタミンDに作り替えられます。
そのため、適度な日光浴がおすすめです!
ビタミンE
【働き】
抗酸化作用があり、細胞の酸化を抑制したり、
動脈硬化の予防や、血行をよくしてくれます。
細胞膜の酸化は老化につながるため、これを予防するビタミンKは、
若返りのビタミンともいわれています。
血行がよくなると、手足の冷え性や肩こりの改善にもつながります。
不足すると、手足の冷えや肩こり、更年期障害が強まるので、
積極的に摂りましょう!
【食品】
アーモンドやカボチャ、アボカドなどに多く含まれています。
上手に摂取するなら…
ビタミンCにも抗酸化作用があり、これらはそれぞれ異なる物質に対して
抗酸化作用が働きます。
ビタミンEはそれ自身が酸化されながら、脂肪酸の酸化を防ぎ、
ビタミンCは、ビタミンKを酸化される前の状態に戻す働きがあるんです(*゚Q゚*)
ビタミンK
【働き】
血液凝固因子の働きを助けるので、出血が止まりやすくなります。
また、カルシウムが骨に沈着するのを助けます。
ですので、不足すると出血が止まりにくくなったり、
骨がもろくなり、骨粗しょう症になりやすくなります。
【食品】
緑黄色野菜(ほうれん草や小松菜)や、納豆などの発行食品に多く含まれている。
上手に摂取するなら…
脂溶性ビタミンなので、ビタミンAと同様に、
油を使って調理すると吸収率が高まります。
以上が脂溶性ビタミンになります。
次回は水溶性ビタミンの解説をしていきますのでお楽しみに~